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高血圧と運動

喫煙者の7割は、タバコに終止符を打とうとして禁煙を試みるそうですが、成功する人は極わずかしかいないそうです。

このことは、喫煙が生活習慣として根づいてしまっているのが最大の原因のようです。

肥満も、その原因が美食や飽食、さらには運動不足にあるとはいっても、一朝一夕で肥満になったわけではなく、生活習慣として肥満の原因となる行いを長い間続けてきたことの反映に違いありません。

高血圧症者は節食と適度な運動が大切

ですから、肥満を解消するためにも、かなりの時間が必要だということを念頭に置かなければなりません。

肥満の方は、すでにその身体の構造、細胞や神経から内臓や器官に渡るまで肥満体に馴染んでしまっています。

カロリーを抑える目的で、食事の量を急速に減らしたり、激しい運動を始めたり、こうした無理なやせ方は、絶対にしてはいけません。

例えば、市販のやせる本などを頼りにその通り実行した結果、拒食症など他の病気にかかってしまったり、激しい運動をして心筋梗塞をおこしてしまったり、様々なこわい例が報告されています。

なにより、貴方の体は貴方に特有のもので他の人とは違うわけですから、本に書いてある通りのことを実行しても効き目があるとは限りません。

参考程度にするのならいいでしょうが、決して万人に当てはまるものとして鵜呑みにしてはいけません。

特に食事の回数を減らしたり、食事時間が不規則になるのは危険です。

また、摂取カロリーばかり気にして、栄養バランスの良くない食事をしていると、なかなかやせないものです。

日に三度、栄養バランスを考慮した食事を、塩分のとりすぎや肉の脂身に注意して、糖質(ご飯)は控え目にといった節食に努めることが大切です。

すぐに効果が現れるものではないので、地道な努力が必要ですが、気長に根気よく続けましょう。

食事の量はだいたい二ヶ月スパンで、少しずつ自分の体調と相談しながら減らしていくのがいいでしょう。

試してみて、何回か失敗しながら自分なりの方法を見出していくのが一番いい方法だと思いますが、心配な方は、最初からかかりつけのお医者さんに相談してもいいと思います。

また、運動であれば、肥満体の人は代謝機能が衰えていますので、散歩やラジオ体操などのごく軽い運動に継続して取り組み、日常生活においてもつとめて身体を動かすことに留意するといいと思います。