高血圧とカルシューム

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高血圧症の方は、カルシュームを積極的に摂りましょう。

体調が乱れると、外部などからのわずかな刺激にも過敏になり、精神が動揺してすぐに疲労感や倦怠感にとりつかれてしまい、結果として、血圧の上昇を招いてしまいます。

カルシュームには脳神経の興奮を抑制する働きがあるので、脳細胞に十分なカルシュームが行き届いていれば、多少の精神的なショックを受けても平常心でいられます。

昔ながらのおふくろの味、ひじきや切り干し大根の煮つけなどにはカルシュームが豊富に含まれています。

今の子供たちはハンバーグやスパゲティなどが大好き、加えてリンを含む甘いお菓子やジュースも大好物。

これではカルシューム不足になるのも当然ですね。

リンは摂り過ぎるとカルシュームが体内に吸収されなくってしまいます。

骨や歯を丈夫に保ち、筋肉や神経の働きをスムーズに保つのがカルシュームの働きですから、成長期にある子供の食生活がこのような状態であることはたいへん残念なことです。

また、カルシューム不足が若い世代の暴力や非行の温床になっているとの指摘もあるようです。

さて、このように特定の食事で摂取できるカルシュームですが、適度な運動をしてその栄養分を骨に染み込ませると尚一層の効果が期待できます。

日本は火山国ですから他の国に比べて土壌に含まれるカルシューム分が少なく、ほうれん草などでも海外のものに比べるとカルシュームの含有量は見劣りがします。

ストレスは生活習慣病にとって好ましくないものですから、カルシュームが含まれる野菜をたくさん食べるようにしましょう。