仮面高血圧とはどのような症状なのかご存知ですか。病院で測る血圧が高く出るものを白衣高血圧といいますが、これとは反対に病院以外の場所で測ったときに高血圧になる場合を仮面高血圧とよんでいます。

仮面高血圧とは

仮面高血圧とは病院などの医療機関以外で測る血圧が高く出る症状のことを言います。

貴方は血圧を毎日測定して記録をとっておられますか?一日のうちでいつ測る血圧が一番高いでしょうか。

私の場合は、普段は朝の血圧が夕方測る血圧よりも高く出るようです。

それに3カ月に一度病院で受診をうけ、血圧を測ってもらう時も高く出ますね。

看護師さんなどから聞くところによると、半数以上の方は家で測る血圧は正常なのに病院にくると私のように高血圧になってしまうということです。

あの病院にそんなに緊張するほど見目麗しいメンツが揃っているわけではないと思うのですが(失礼)、病院の雰囲気にはやはりなにかしら特別なものがあるのでしょうね。

このように病院で測ると高血圧になるケースを白衣高血圧というのだそうですが、これとは裏腹に病院以外の場所で測る血圧が高く出る方もいらっしゃるそうです。

いわゆる仮面高血圧というものですね。

白衣に仮面なんて、高血圧の前にずいぶん意味深な形容詞をつけるものですね。

白衣は白衣の天使の前で測るからなんでしょうが、仮面の方はどういった意味合いがあるのでしょうか。

本来高血圧なのだが、病院では仮面をかぶって血圧を低くごまかしている・・・ということなんでしょうか。

でも、私のような白衣高血圧のものからすると病院で測る血圧が高いなど想像もつきませんね。

単純に考えて血圧が低くなるということは、それだけリラックスできているということになるのでしょうが、病院に来て初めてリラックスができるなんて、仮面高血圧の方は家庭や職場でかなりのストレスを感じている方々なんでしょうか。

他人事ながら人一倍好奇心の強い私としてはとても気になるところです。

これも看護師さんから聞いた話なのですが、仮面高血圧の方の中に家庭などでの血圧の測り方に問題がある人も散見されるそうです。

例えばお風呂の直後に測ったり、日中の活動的な時間帯だけに測ったりなど、高血圧になってもおかしくない状況で測ったりなどですね。

仮面高血圧が気になる方は、もう一度血圧の測り方を見直された方がいいのかもしれませんね。